土地と建物、内訳価格を計算する方法

2008年1月30日

建物の減価償却費を計算しよう (* ̄∇ ̄)/

まずは買ったときの建物価格、いくらっかなぁ・・・?

 

そう思い立って売買契約書を確認してみると

 

売買価格 7,580万円
(内消費税  70万円)

 

 う、内訳書いてないやん <( ̄口 ̄|||)>

 

そういう経験ありますか?

でも、消費税が出ているなら、計算は簡単。

土地の譲渡は非課税なので、記載の消費税は全て建物のもの。

 

 建物価格 × 消費税率5% = 消費税額 

ですから、 

 消費税額70万円 ÷ 0.05 = 1400万円 で建物価格が出てきます。

 

だがしかし、

中古などで、課税事業者以外から購入した場合、消費税の明記はありません。

そして税法上、土地・建物を一括で購入した場合、

土地・建物の価格の区分計算法に特別な規定はありません。

客観的に見て合理的と認められるかどうかが全て。

 

客観的、合理的、・・・・ ( ̄。 ̄;)

随分とあいまいな感じではありますが、自分で算出することになります。

主な方法は4つ。

 

その1.土地価格を査定し、残りを建物価格とする

以下のようにして土地の時価を求め、購入総額から控除した残りが建物価格。

○一般の土地取引の指標となる地価公示価格(国土交通省)を参考

○地価公示価格の約8割である相続税評価額から逆算、0.8で割りかえす

   地価公示価格 × 80% ≒ 相続税評価額 (←路線価から算出)

近隣の取引事例を参考

 

その2.建物価格を査定し、残りを土地価格とする 

近隣の新築建物価格を消費税等から求め、

そこから経過年数に応じて減価償却して建物の時価を査定。

購入総額から控除した残りが土地価格。

こちらは、特殊な建物の場合に不向き。

 

その3.固定資産税評価額の比率により按分する 

固定資産税評価額は役所に行けばわかりますし、

送られてくる納税通知書にも記載されています。

例えば、

  購入総額 5,000万円
  土地の固定資産税評価額 2,800万円
  建物の固定資産税評価額 1,200万円

 

この場合の土地・建物の価格は・・・ 

  2,800万円  
 土地の価格 : 5,000万円× ―――――――――――――――  = 3,500万円
  2,800万円 + 1,200万円  

 

  1,200万円  
 建物の価格 : 5,000万円× ―――――――――――――――  = 1,500万円
  2,800万円 + 1,200万円  

 

 

その4.建物の標準的な建築価額表により算出する

「建物の標準的な建築価額」表(国土交通省)を使用して、建物価格を算出。

減価償却費を控除した残額が建物の時価。

 

例えば、平成4年築の木造アパート(床面積200㎡)を平成19年に5,000万円で購入した場合。

 

「建物の標準的な建築価額」表                    (千円/㎡)


建築年
構造
木造・木骨
モルタル造
鉄骨鉄筋
コンクリート造
鉄筋
コンクリート造
鉄骨造
平成元年 123.1   237.3   193.3   128.4  
2年 131.7   286.7   222.9   147.4  
3年 137.6   329.8   246.8   158.7  
4年 143.5   333.7   245.6   162.4  
5年 150.9   300.3   227.5   159.2  
6年 156.6   262.9   212.8   148.4  
7年 158.3   228.8   199.0   143.2  
8年 161.0   229.7   198.0   143.6  
9年 160.5   223.0   201.0   141.0  
 

 

建物価格は、 

 143.5千円(平成4年・木造) × 200㎡ = 28,700,000円

 28,700,000-(28,700,000×0.9×0.031×15年)=16,689,050円

                  ↑減価償却費

 

 

こんな感じでの計算になります!

 

 

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